@article{oai:seinan-jo.repo.nii.ac.jp:00000346, author = {金谷, めぐみ and Kanaya, Megumi}, journal = {西南女学院大学紀要, Bulletin of Seinan Jo Gakuin University}, month = {Mar}, note = {モーツァルトの《声楽のためのソルフェージュ Solfeggien für eine Singstimme K.393(385b)》は 妻コンスタンツェのために作曲された声楽練習曲である。  本研究では、楽譜『ソルフェージュと声楽練習 Solfeggien und Gesangsübungen K.-V.393』に収曲された 「Solfeggio1」および「Solfeggio3」とモーツァルトの オペラ《魔笛Die Zauberflöte KV620》の夜の女王のアリア 「恐れるでない、息子よO zittre nicht, mein Lieber Sohn」、 「地獄の復讐心が胸の中で燃えDer Hölle Rache kocht in meinem Herzen」およびパミーナのアリア「ああ、感じるのです。 消えてしまったことをAch ich fühl's, es ist verschwunden」 の旋律を比較し、類似する旋律の特性について検討し、その存在 意義について考察を行った。  「Solfeggio1」の旋律は、夜の女王のアリアを象徴する技巧的 な旋律と類似し、アリアと同等、または、それ以上の歌唱技術を 要するものであった。また、「Solfeggio3」に、悲しみを表わす ト短調のフリギア終止で書かれたパミーナのアリアの心情を表出 する旋律が含まれていた。「Sofleggio1」および「Solfeggio3」 に書かれたアリアの登場人物の心情表現を表わす音形および高度 な技術を伴う旋律は、モーツァルトのアリアを歌った歌手の声楽 技術を示すものであり、この声楽技術を訓練するための練習曲と して、教育的価値は極めて高いものであった。}, pages = {1--8}, title = {モーツァルトの《声楽のためのソルフェージュ Solfeggien für eine Singstimme K.393(385b)》と 夜の女王およびパミーナのアリアに類似する旋律}, volume = {27}, year = {2023}, yomi = {カナヤ, メグミ} }