@article{oai:seinan-jo.repo.nii.ac.jp:00000327, author = {舩越, 淳子 and Funakoshi, Atsuko and 飯田, 健一郎 and Iida, Kenichiro and 波多野, 淳子 and Hatano, Junko and 千々和, 勝己 and Chijiwa, Katsumi and 近江, 雅代 and Oumi, Masayo}, journal = {西南女学院大学紀要, Bulletin of Seinan Jo Gakuin University}, month = {Mar}, note = {福岡県北部に位置する北九州地域では、糠床を利用した「糠漬け」や「糠炊き」 が郷土料理として浸透している。これまでに、糠床を対象とした菌叢解析や菌叢変 化に関する研究は行われているが、糠漬けの美味しさとの関連性についての報告は 少ない。本研究は、熟成年数の異なった糠床を用いて細菌叢解析ならびに糠漬け (きゅうり)の官能評価による比較検討を行った。糠床の細菌叢解析の結果、熟成 糠床はLactobacillus属が94%、Edaphochlorella属が6%を占めており、新成糠床 では、熟成6ヵ月後までLactobacillus属のみが占めていた。さらに全ての糠床にお いて、 L. acetotoleransを確認し、熟成期間に従ってその割合が高くなることを 認めた。糠漬け(きゅうり)を用いた官能評価結果から、熟成糠床ならびに新成糠 床(2 ヵ月)の比較では、熟成糠床の評点は0.71~1.86、新成糠床(2 ヵ月)は -1.44~1.43を示し、熟成糠床において旨味が有意に高いことを確認した(p<0.01)。 一方、熟成糠床ならびに新成糠床(6 ヵ月)では、塩味において熟成糠床で有意に 高いことを認めた(p<0.01)。糠漬けの美味しさの違いは、糠床の成分や食塩濃度 に加え、細菌叢やそのバランスが影響しているものと推察された。}, pages = {67--73}, title = {熟成期間の異なる糠床の美味しさの評価 : 細菌叢解析ならびに官能評価による比較}, volume = {25}, year = {2021}, yomi = {フナコシ, アツコ and イイダ, ケンイチロウ and ハタノ, ジュンコ and チジワ, カツミ and オウミ, マサヨ} }