@article{oai:seinan-jo.repo.nii.ac.jp:00000323, author = {石井, 美紀代 and Ishii, Mikiyo and 水原, 美地 and Mizuhara, Michi and 中山, 昌美 and Nakayama, Masami and 吉原, 悦子 and Yoshihara, Etsuko and 鹿毛, 美香 and Kage, Mika}, journal = {西南女学院大学紀要, Bulletin of Seinan Jo Gakuin University}, month = {Mar}, note = {本論文は、あるがん患者の語りをまとめた事例報告である。ギアチェンジ期 の前後において、療養中の出来事と、経験の意味を明らかにすることを目的と した。  対象は60歳代男性で、胃がんの末期患者であった。対象の語りから8つの出来 事と20の経験が抽出された。抗がん剤による積極的治療を中止し在宅緩和医療 を選択するまで、治療に希望を持ちつつ、徐々に回復の遅れを感じていた。退 院後に医療処置のトラブルに戸惑った出来事から、看護師に対して具体的な対 処方法の指導を望んでいた。緩和医療を選択してからは、日常の目標を持ち、 日々を過ごしている。  医療機関の機能分化が進み、がん患者が最期まで急性期病院で医療を受ける ことができない状況となった。対象の語りから、積極的治療から緩和医療に移 行する支援の手がかりが得られた。}, pages = {23--31}, title = {ある末期がん患者の経験から考える意思決定支援のあり方}, volume = {25}, year = {2021}, yomi = {イシイ, ミキヨ and ミズハラ, ミチ and ナカヤマ, マサミ and ヨシハラ, エツコ and カゲ, ミカ} }