@article{oai:seinan-jo.repo.nii.ac.jp:00000318, author = {命婦, 恭子 and Meifu, Yasuko}, journal = {西南女学院大学紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では、幼児期のソーシャルスキルの発達と社会適応について先行研究をも とに検討を行った。対人関係を円滑にするためのソーシャルスキルを獲得している ことは、社会適応やメンタルヘルスにポジティブな影響を与える。幼児期は、心の 理論や視点取得、感情理解といったソーシャルスキルに関連する認知能力が発達し 獲得される時期である。心の理論の発達により、他者の視点を取得し、他者の行動 の意図や感情を予測し、それに合わせた行動を選択することが可能となる。 さらに、他者と仲良くしたいという親和動機や自分の感情をコントロールして行動 を選択する能力が伴うことがソーシャルスキルの獲得に影響を与えていた。  幼児期にソーシャルスキルが不足していると、ポジティブな仲間関係を形成しに くく、その後の仲間関係や学校適応にも悪影響がみられる。幼児期初期のソーシャ ルスキルは、母子関係に代表される二者関係で育まれる。さらに、家庭内では幼児 を含む三者以上の多人数でのコミュニケーションが日常的に展開されており、それ に参加する幼児は主体的にスキルを獲得していた。}, pages = {119--126}, title = {幼児期におけるソーシャルスキルの発達と適応}, volume = {24}, year = {2020}, yomi = {メイフ, ヤスコ} }