@article{oai:seinan-jo.repo.nii.ac.jp:00000304, author = {金谷, めぐみ and Kanaya, Megumi and 植田, 浩司 and Ueda, Kohji}, journal = {西南女学院大学紀要}, month = {Mar}, note = {モーツァルト(W.A.Mozart, 1756-1791)の《声楽のためのソルフェージュSolfeggien für eine Singstimme K.393(385b)》(以下、《ソルフェージュ》)は、1782 年に作曲された。 ユニヴァーサル社の楽譜《ソルフェージュと声楽練習Solfeggien und Gesangsübungen  K.-V.393》には「ソルフェージュ1、-2、-3、- 断片、および声楽のための練習曲」の5 曲が 収められている。スワロフスキー(Hans Swarowsky, 1899-1975)は、この楽譜の序文に 「これらの《ソルフェージュ》にはモーツァルトのオペラの登場人物「コンスタンツェ(《後宮 からの逃走 Die Entführung aus dem Serail K.384》)、コンテッサ(《フィガロの結婚 Le nozze di Figaro K.492》)、ドンナ・アンナおよびドンナ・エルヴィラ(《ドン・ジョヴァ ンニ Don Giovanni K.527》)、フィオルディリージおよびドラベッラ(《コシ・ファン・ トゥッテ Così fan tutte K.588》)、夜の女王(《魔笛 Die Zauberflöte K.620》)を歌うのに 必要なテクニックをすべて含んでいる」と記している(以下、原題を略)。冒頭のコンスタン ツェが登場するジングシュピール《後宮からの逃走 K.384》は、《ソルフェージュ》と同じ年に 作曲・初演された。  本論文では、モーツァルトのジングシュピール《後宮からの逃走 K.384》作曲の経緯および コロラトゥーラの発展の歴史とコンスタンツェのアリアにおけるコロラトゥーラの劇的表現に ついて記し、「ソルフェージュ1」の冒頭6 小節の声楽上の意義について文献学的考察を行った。}, pages = {29--36}, title = {モーツァルトの《声楽のためのソルフェージュSolfeggien fur eine Singstimme K.393(385b)》と《後宮からの逃走Die Entfuhrung aus dem Serail K.384》におけるコンスタンツェのアリアの旋律の関係性と声楽上の意義}, volume = {23}, year = {2019}, yomi = {カナヤ, メグミ and ウエダ, コウジ} }