@article{oai:seinan-jo.repo.nii.ac.jp:00000293, author = {木村, 茂喜 and Kimura, Shigeki}, journal = {西南女学院大学紀要}, month = {Mar}, note = {本稿は、社会保障法学における体系論を通じて、高齢・障害、失業などの生活困難を抱える触法者等が自立と社会参加を目指すための給付・サービスが保障される、社会保障法上の根拠付けの可能性について検討を加えた。  2009 年度以降、触法者等の動向や、触法者等のおかれた現状に関する研究成果が明らかになったことで、司法と福祉との連携体制が整いつつある一方、社会保障法の学説上において、触法者等を社会保障法における支援の対象とすることについては消極的に捉えられている。しかし、触法者等に対しては、社会生活から疎外されている触法者等に特有のニーズに応じた、日常生活・社会生活自立あるいは就労・労働による自立支援が求められよう。求職者や障害者に対する一体的な支援を社会保障法の射程に入れている目的別区分説の観点から考えると、触法者等に対する支援も社会保障法の保障の対象として含まれる余地はあると考える。将来的には、触法者等に対する「社会復帰支援法制」の構築の可能性も検討する必要性があろう。}, pages = {81--90}, title = {触法者等に対する社会保障 : 触法者等に対する社会復帰支援法制試論}, volume = {22}, year = {2018}, yomi = {キムラ, シゲキ} }