@article{oai:seinan-jo.repo.nii.ac.jp:00000020, author = {通山, 久仁子 and Tsuzan, Kuniko}, journal = {西南女学院大学紀要, Bulletin of Seinan Jo Gakuin University}, month = {Mar}, note = {本稿は、発達障害児者の親の会である特定非営利活動法人 全国LD 親の会を取り上げ、団体の組織運営の方法や活動内容、運営方針・理念を検討することを通して、全国組織としての「親当事者」団体の機能を明らかにすることを目的とした。研究方法として、団体の関連資料およびインタビュー調査により得られたデータを分析した。インタビュー調査の対象は、2015 年現在の団体役員3名であった。  調査の結果、全国組織の機能として、要請活動や研究事業、理解啓発活動を行い、政策レベルの課題解決を目指すだけではなく、これまで蓄積してきたノウハウやスキル、ネットワークを次世代へと継承していく取組みを通して、会員となった親の主体化をうながす機能があることが明らかとなった。また会員数の減少という現状から、全国組織としての課題と限界性についても検討し、会員のニーズの変化にともない、より一層主体化をうながす機能が重要になってきていることを論じた。最後に団体の持続可能性と「親当事者」への主体化の意義についても論じた。}, pages = {75--85}, title = {特定非営利活動法人 全国LD 親の会にみる全国組織としての「親当事者」団体の機能}, volume = {21}, year = {2017}, yomi = {ツウザン, クニコ} }