@article{oai:seinan-jo.repo.nii.ac.jp:00000019, author = {金谷, めぐみ and Kanaya, Megumi}, journal = {西南女学院大学紀要, Bulletin of Seinan Jo Gakuin University}, month = {Mar}, note = {モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756-1791)の《ソルフェージュと声楽練習Solfeggien undGesangsübungen K.-V.393》( 以下《ソルフェージュ》) の全5(Solfeggio 1,- 2,- 3, -Fragment, およびEsercizio per il canto)を読譜、歌唱、録音(CDの作成)を行った。その上で、 《 ソルフェージュ》以前に作曲されたオペラ《見てくれのばか娘 La finta semplice K.51(46a)》、 《 ポントの王ミトリダーテMitridate, re di Ponto K.87(74a)》、《アルバのアスカニオAscanio in Alba K.111》、《シピオーネの夢Il Sogno di Scipione K.126》、《ルーチョ・シッラLucio Silla K.135》および 《 イドメネオIdomeneo K.366》の楽譜(ヴォーカルスコア)のアリアの読譜とCDの聴取を行い、《ソルフェージュ》との関係を検討した。《ソルフェージュ》の「断片Fragment」(以下「断片」)の旋律14-17 小節が、オペラ《ルーチョ・シッラ》のジューニアのアリア「ああ、いとしい人の怖ろしい危険を思うと Ah, se il crudel periglio」の旋律170-173 小節と同じ旋律であったことを見出した。しかし、このアリアの旋律は、「断片」においては、妻コンスタンツェが歌うことを想定し、短3度(3音)低く書かれていた。このことは、モーツァルトが「断片」の楽譜の右肩に「わが愛しのコンスタンツェのために per la mia cara Costanza」と記しており、モーツァルトが妻コンスタンツェの声を考慮したことによるものと推察された。}, pages = {67--73}, title = {モーツァルトの《声楽のためのソルフェージュ Solfeggien für eine Singstimme K.393(385b)》の「断片 Fragment」とオペラ《ルーチョ・シッラ Lucio Silla K.135》のジューニアのアリア}, volume = {21}, year = {2017}, yomi = {カナヤ, メグミ} }